レース選びが違います

馬の脚

競馬で負ける人と勝つ人の行動を比較をすると、競馬の必勝法が見えてきます。

まず勝つ人はレース選びが上手です。例えば勝つ人は、G1レースだからといって簡単に参加しません。一般的に馬のレベルは、クラスが上がるごとに差がなくなります。G1レースに出走するような馬は、それまでに重賞レースを何勝もしている馬が多く、人気がなくても弱くはないのです。それに比べ未勝利戦などは能力差が大きく、狙いやすいと言えます。ですから負ける人こそ、ミーハー的に重賞レースに手を出してしまうのです。

また勝つ人は、馬場が悪い日は勝負をしません。中には重い馬場が得意な馬がいますが、天気の悪い日は荒れる場合が多いので勝負に向かないのです。一方負ける人は、週の始めから良馬場前提で予想したのを、馬場が悪くてもそのまま購入してしまいます。勝負をかけるレースが分からないのです。

また競馬で勝つ日と負ける人の違いは、冷静に状況を分析できることです。いくら勝つ人でも常勝は無理なので、狙いがハズれた時にいかに冷静になれるかにかかっています。その後のレースで取り返せると判断したなら賭け、今日は流れが悪いからと判断したなら引くことができる人こそ勝てるのです。一方下手くそな典型的な例は、熱くなって取り戻そうと適当に賭けてしまい負債を増やす人です。